番組紹介 チャンネル296
第50回 日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード 受賞作品
放送時間(60分番組) |
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15:00~16:00 |
日本ケーブルテレビ連盟主催の番組アワード受賞作品をお届けします。
放送予定
1月の放送予定 | |
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1月27日(月)〜 ※2番組連続放送 |
新人賞部門 優秀賞 北浦地方のサバー送り つなげ伝統のバトン 制作: ながとてれび株式会社 (山口) 「北浦地方のサバー送り」とは、稲の害虫退散と今年の豊作を願い、住民らが地域から地域へと藁人形を送り継ぐ、虫送り文化の一種。起点は、長門市の飯山八幡宮、終点は各地の郷土史を見ると「下関市の豊浦町の海で流される」ことが通例とされる。江戸時代から続くといわれている息の長い文化だが、少子高齢化や社会環境の変化により、認知度は低下の一途で継承の危機にあるといえる。 |
コンペティション部門 奨励賞 ちょっと見てみ隊 ~大野城市 はたちのつどい~ 制作:九州テレ・コミュニケーションズ株式会社 ケーブルステーション福岡 (福岡) スタッフが興味の赴くままに、ヒト・モノ・コトを調査する人気コーナー「ちょっと見てみ隊」。スペシャル版では、過去に番組に出演してくれた子供たちの“その後”をのぞいてみることに。舞台は福岡県・大野城市の「20歳の集い」。およそ1000人が集う中、幼少期の姿だけを手掛かりに聞き込み調査をして行くと、なんと15人との再会に成功!そのひとりひとりに、涙あり、笑いありのドラマがあった。 |
12月の放送予定 | |
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12月2日(月)〜12月8日(日) ※2番組連続放送 |
新人賞部門 最優秀新人賞 ハチゴープロジェクト ~引退車両のセカンドライフ~ 制作:イッツ・コミュニケーションズ株式会社(東京) 「東急電鉄が運行を終えた8500系(通称「ハチゴー」)車両を一般向けに販売する」―東京・調布市にある精神科病院に勤務する石坂さん・諏訪さんの二人は、たまたま目にしたこのニュースから、「電車がある病院」という夢をふくらませて行った。そこには「敬遠されがちな精神科医療のイメージを変えたい」という想いが。こうして車両購入計画「ハチゴープロジェクト」がスタートしたのだった。 |
4K奨励賞 伊賀くみひもの彩 ~染色職人 平岡正貴~ 制作:伊賀上野ケーブルテレビ株式会社(三重) 「伊賀くみひも」の染色職人をめざす若者、平岡正貴さんを追った。伊賀くみひもには「糸繰り」や「経尺」「組みあげ」など7つの工程に専門の職人が存在する。その中の「染色」は伊賀くみひもの彩を担い、商品の見栄えに直結する重要な工程である。一人前の染色職人をめざす平岡さんの覚悟やその情熱に迫るとともに、伊賀くみひも業界の現状や伝統継承の重要性を伝える。
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12月9日(月)〜12月13日(金) | コンペティション部門 奨励賞/ NHK WORLD-JAPAN賞 住職レベル1.1 ~林昌寺 野田芳樹の成長~ 制作:CCNet株式会社(愛知) 愛知県春日井市にある林昌寺の副住職、野田芳樹さんは、父であり住職の芳雄さんと一緒に実家の寺の仕事に励む。お供え物をひとり親家庭などに贈る「おてらおやつクラブ」という全国規模の活動にも参加。地域も巻き込んで精力的な活動を見せている。突如として訪れた転機に、心を大きく揺さぶられることに。人のご縁に助けられ成長を遂げたとき、「必要とされる寺」になるための何かに気づく。 |
12月16日(月)〜12月22日(日) ※2番組連続放送 |
コミュニティ部門 奨励賞 防災スイッチON!とやま 制作:株式会社ケーブルテレビ富山(富山) 富山は災害が少ない県といわれ、住民は口々に「立山に守られている」と言い、「防災意識が低い」ことが地域課題で、平時から防災を呼びかける番組づくりを続けてきた。能登半島地震で富山市は観測史上初めてとなる震度5強の揺れに見舞われた。発災直後から取材を重ね、被害状況や住民の声を記録。大手メディアが報じない局地的被害を伝え、地域のケーブル局の役割を果たせるよう努めた。 |
コミュニティ部門 奨励賞 ジモレキTV~阪神なんば線 出来島駅・大阪難波駅 制作:株式会社ベイ・コミュニケーションズ(大阪) 普段生活する見慣れた街にも、さまざまな歴史がある。その知られざる歴史を伝えることで、その地域に住む人々に、誇りと生きる力を持ってもらえるような番組づくりを目標としている「ジモレキTV」。2023年度は、大阪のベイエリアを走る阪神電車の路線である阪神なんば線の沿線の歴史をテーマとし、大阪エリア7つある各駅周辺の歴史スポットをめぐるシリーズとして全12回で番組放送を行った。 |
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12月30日(月)〜 ※2番組連続放送 |
コンペティション部門 優秀賞 200円がくれたもの 制作:CCNet株式会社 本巣支局(岐阜) 本巣市糸貫にある駄菓子屋「つきの家」は「高校生までの子どもなら1日200円まで駄菓子無料」という制度で知られる有名店。その200円の支払いは見知らぬ子どもたちの代わりに地域の大人たちが行っている。支援に込めた大人たちの思い。今を生きる子どもたちの悩み。地域と向き合う店主の願い。たくさんの人生と思いが詰まる200円。子どもと大人をつなぐ新しい地域づくりの形が生まれている。 |
コンペティション部門 奨励賞 相模原 おばあさんが残した 山津波の記憶 制作:株式会社ジェイコム湘南・神奈川(神奈川) 関東大震災において相模原市で山津波が発生し、幼い子どもを含む16人の尊い命が失われ、その場所は地震峠として名付けられた。遺族の一人が詳細に残した手記には、現在、未来へとつむぐべき教訓が記されていた。 番組は後世へ語り継いでいこうとしている「地震峠を守る会」を中心に構成。当時の出来事を専門家の視点で解説してもらい、教訓を探ると同時に未来につむいで行く人々の想いを伝える。
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