番組紹介 チャンネル296

第44回 「地方の時代」映像祭 受賞作品

 

放送時間(60分番組)
毎日 15:00~16:00

 

放送予定

3月の放送予定
3月3日(月)〜3月9日(日) 奨励賞
今を生きる 地域と病と

制作:CCNet(愛知)
 
「地域の人が家族のように支え合う輪を広げたい」そんな思いでまちづくり活動をする東郷町在住の織田英嗣さん。NPO法人の理事長として、「米作り」「自然体験教室」「配食サービス」と多岐に渡る事業を行っています。活動の原点は過去に生死の境をさまよった「食道がん」との闘いでした。日々地域のために奔走する中、「人生の最期を自分らしく迎えるお手伝いをしよう」と、新たに「終活サービス」の立ち上げを決意。準備を進める中、再び別の病魔が織田さんを襲います⋯。地域に寄り添い、病と向き合う姿を追いました。
 3月10日(月)〜3月16日(日) 奨励賞
守れ!美濃柴犬 ~高校生研究班の奮闘記~
制作:大垣ケーブルテレビ(岐阜)
   
岐阜県に古くから存在する地犬『美濃柴犬』。赤みを帯びた毛並みが特徴的。第二次世界大戦によって頭数が激減し、一時は絶滅の危機に瀕した希少種。『美濃柴犬』を守ろうと活動しているのが、岐阜県西濃地域唯一の農業高校大垣養老高校の『美濃柴犬研究班』。「地域の希少種を守るのが私たちの使命」だと言う研究班を2年に渡って取材。高校生の奮闘を描く。
 3月24日(月)〜3月30日(日)
※2番組連続放送

奨励賞
今、伝え残したいこと ~地方病の歴史を未来へ~
制作:日本ネットワークサービス(山梨)
  
かつて甲府盆地で猛威を振るった「日本住血吸虫症(地方病)」の終息宣言が出されてから四半世紀。近代山梨の歴史の一側面である“地方病との闘い”の記憶は罹患経験者が少なくなることで風化の一途を辿っている。そんな中、今年2023年5月に子どもたちに地方病の歴史を正しく伝えていこうと「地方病教育推進研究会」が発足した。中心となったのは事務局長で元小学校教員の遠藤美樹さん。番組では遠藤さんの活動を中心に過去を語り始めた罹患者の言葉、また会員たちの視点を交え、先人たちが克服した疫禍の歴史を未来に伝えることの意義を描く。
奨励賞
新種発見! かえる先生がカエルになった
制作:長崎ケーブルメディア(長崎)
  
自然が好き!いきものが好き!かえる先生の愛称でおなじみ・松尾公則先生には、長年調査を続けていることがあります。
それは、五島列島にいるタゴガエルの調査です。通常3月ごろに産卵するタゴガエル。
それがかえる先生のもとに「10月頃に産卵している」と連絡が入ったのです。そんなことがあるのだろうか?
かえる先生が、見たもの、聞いたものとは?
 3月31日(月)〜
※2番組連続放送

優秀賞
731部隊 最後の証言
制作:伊那ケーブルテレビジョン(長野)
     

戦争をテーマにした番組を継続して制作しているが、終戦から80年近くが過ぎて、証言していただける人も少なくなった。そんな時に731部隊での経験がある清水さんの存在を知り取材を始めた。そんな折、飯田市に平和祈念館がオープン。731部隊の展示物があるにもかかわらず、掲載されるはずだった清水さんの証言パネルは無く、力を落とす清水さん。展示を求めて住民組織も立ち上がったのだが、その壁は厚い。戦争証言の貴重さと加害の事実、行政サイドの意識のズレが浮き彫りとなった
清水英男さん。長野県宮田村生まれ。清水さんが生まれた昭和5年、世界は大恐慌の中。日本は大陸に活路を見出し、中国東北部の旧満州に進出した。昭和20年、1945年3月に14歳の清水さんは、教師の勧めで旧満州ハルビンに渡った。731部隊とは知らされなかった。2022年、平和祈念館開館を聞き重たい口を開き始めた。証言は、パネルとして展示される予定だったが、教育委員会は、展示については賛否があり十分な検討が必要として見送ったのだった。清水さんが部隊にいたのは、わずか4か月半。終戦直前、骨を拾い建物の爆破、自決用青酸化合物・拳銃を渡されたことを克明に記憶している。

優秀賞
きよらかな水を献ぐ
制作:長崎ケーブルメディア(長崎)
  
毎年、8月9日の原爆の日に長崎市で行われる平和祈念式典。
その中で、原爆で犠牲になった方々に水を献げる「献水」の行事があります。原爆にゆかりのある市内の5か所から、きよらかな水を汲み集めています。それぞれの採水場所と、そこに流れる水には、知られざるエピソードがありました。被爆者と水にまつわる物語を紐解きます。

 

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